離乳食のことを考えると、始める前からドキドキ。
「そろそろ離乳食って聞くけど、うちの子もう始めていいのかな?」
月齢が近い子の話を聞いたり、
SNSや育児書を見たりすると、
「もう始めてる」「まだ早い」
情報がバラバラで、余計に迷いますよね。
結論から言う、
離乳食のスタートは赤ちゃんとママのタイミングが合わさるときが一番。
この記事では、
離乳食の始め方や必要な道具について
お話していきますね。
離乳食の目的は「食べ物に慣れていくこと」
離乳食って聞くと、
「ちゃんと食べさせなきゃ」
「栄養をとらせなきゃ」
ってとてもプレッシャーを感じますよね。
だけど、そんなに気負う必要はありません。
離乳食は、これから一緒にご飯を食べるために
赤ちゃんの 「できる」を増やしてあげるための
大切な時間。
日常の中で、
手を握ったり、笑ったり、おもちゃで遊んだり
赤ちゃんが見せる色んな成長に
喜びを感じるように、
離乳食を通しても成長の喜びを感じてほしい。
そのためにこの7回の連載を通して
ママとパパ、赤ちゃんの笑顔につながる離乳食の記事を
精一杯書かきたいと思います。
第始めどきは月齢より「サイン」で考える
「5か月になったから始めなきゃ」
そう思わなくても大丈夫。
離乳食のスタートは、
月齢よりも赤ちゃんの様子を目安にすべし。
私が講座でお話している7つのサイン
これに全部チェックが入ったら
離乳食がスムーズに始められるサイン。
みなさんはいくつ当てはまるかな?
- 首がすわり、支えると座れる
- 唾液がたくさん出だした
- 食べ物に興味をもちはじめた
- 授乳の時間が一定になってきた
- スプーンを口に入れても嫌がらない
- ママの心も準備OK
全部そろっていなくても、
「そろそろかな?」と思えたら十分。
赤ちゃんのチェックが整ったら、
あとはお母さんの気持ち次第☆
実はここが一番肝心。
よし!始めよう!
その気持ちが決まったら
あとは赤ちゃんの体調のいい日にスタートです♪
(注:離乳食のスタートは何かあったときにすぐに病院を受診できるように
病院が開いている時間に始めるのがベストです)
最初から完璧な準備はいらない
離乳食セット、ブレンダー、食器、フリージング容器…
離乳食準備リストを見ると、
用意する物もいっぱいで、
どこで何を揃えたらいいのか迷いますね。
でも最初は、
- 離乳食スプーン
- 離乳食を入れる器
- 離乳食を作る小鍋
- つぶせる環境(こし器、すりばち、すりこぎ棒)
これだけあればスタートできます。
足りないものは、
進みながら足していけば大丈夫です。
ただ、
スプーンだけは要注意。
私のオススメはくぼみがあまりなく
フラットなもの。
深すぎるスプーンは一口が大きくなってしまったり、
うまく口の中に入らずに
スプーンにずっと残ってしまったりします。
スプーンが合わなくて食べてくれない
ということもあるので、
もしもそんな様子が見られた時は
思い切って新調するのもありかも。
私のオススメはピジョンのスプーンです♪
離乳食は「うまくやる」より「始めてみる」
離乳食のスタートで大事なのは、
赤ちゃんと一緒に慣れていくこと。
赤ちゃんは身体機能、内蔵機能ともに
まだ未熟です。
それにママも初めての離乳食作り。
お互いにできないことがたくさんあって当たり前。
だからこそ、
離乳食はうまくいかない日があっても、
それは失敗ではありません。
「今日はやってみた」
それだけで十分。
赤ちゃんに寄り添いながらもママも焦らず
二人のペースで進めていきましょう。
次回は、
**「離乳食初期、これで合ってる?回数・量の考え方」**で、
始めてから出てくる離乳食の悩みについてお話していきます。
シリーズ全部が見たい方はコチラ
➡離乳食、何から始める?スタート前に知っておきたいこと